1ページ【1日目 その1】
金沢から東京へは北陸新幹線。予定通り金沢駅に着き,とっとと改札を抜けて,ホームに近い待合室に座ります。
(金沢駅の新幹線待合室で休憩中→)
そこに突然娘からの電話が。
「アメリカ行きの飛行機が欠航らしいよ。」と。
娘には大まかな旅程は伝えてありましたが,旅行代理店の元社員で,海外出張をたくさん担当していた娘が飛行機の運航に興味を持って見ていたところ,ちょうど乗ろうとしていた飛行機が欠航することに気がついたといいます。
一体どうしたことかと,待合室で持参のモバイルパソコンを開き,メールを確認したところ,前日には「It's time to check in」というメールがアメリカン航空(American airlines)から来ていたのに,突然この日の朝「アメリカ行きの飛行機は欠航です」というメールが来ていました。
そしてメール第2便で代替えの案が示されていたのでした。
(←北陸新幹線の車内。すでに始まっている「PURA VIDA」の旅)
新幹線の時刻は決まっているので,とりあえず羽田空港へ行き手続きをすることに。
今更じたばたしても仕方ないので,まあなんとかコスタリカにたどり着ければいいかと羽田に行ったのでした。
この旅,トラベルならぬトラブルから始まった。
ちなみに当初の予定の便は以下のよう。
東京国際空港(羽田空港) 7月21日16:30→(AA176便・飛行時間12:10)
→ダラス・フォートワース国際空港(ダラス) 7月21日14:40
乗り継ぎ時間 4:10
ダラス・フォートワース国際空港(ダラス) 7月21日18:50→(AA467便・飛行時間4:15)
→ファン・サンタマーリア国際空港(サンホセ)7月21日22:05
サンホセに夜中に着くので,1泊の予定で,サンホセのホテルを予約してあったが,このホテルも当然のごとくキャンセル。
代替便は以下のよう。
東京国際空港(羽田空港) 7月21日18:30→(JAL4便・飛行時間12:00)
→ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)7月21日18:30
乗り継ぎ時間 13:10
ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)7月22日7:40
→(AA2017便・飛行時間3:10)→マイアミ国際空港7月22日10:50
乗り継ぎ時間 1:09
マイアミ国際空港7月22日11:59→(AA597便・飛行時間2:55)
→ファン・サンタマーリア国際空港(サンホセ)7月22日12:54
ファン・サンタマーリア国際空港行きは翌日の午前7時40分の便より早いものはなく,このままではジョン・F・ケネディ空港で一晩,13時間あまり過ごすことになります。
ならば,空港で過ごすのではなく,ニューヨークでのトランジットホテルをとってもらえないかと交渉したが,それはここ日本ではできないとのこと。現地で交渉してほしいとのことでした。ここにもまた難関が立ちはだかる!
ということで,羽田発のこのJAL4便も1時間10分の遅れで出るらしい。アメリカン航空はお詫びだかなんだか,とにかく出発が夜7時半を過ぎるので,一人あたり1900円のお食事のバウチャーをくれたのでした。
羽田でのこのバウチャーを使った軽食の報告は「満腹探検隊」の「コスタリカ旅行特集」の「EXPASA CAFE(エクスパーサ・カフェ)」(軽食)(東京・羽田空港店)のページへどうぞ。
行きの飛行機の機内食の報告は「満腹探検隊」の「コスタリカ旅行特集」の「日本航空4便の機内食」のページへどうぞ。
「コスタリカに行く。」と人に言うと,必ずや「コスタリカってどこだっけ?」と聞かれる。
それで「えっと,中米で,東はカリブ海,西は太平洋,南にパナマがあります。」と最も知っているであろう固有名詞を並べて答えるけど,昔から知っていたわけではありません。
以前にK女史の母君が我が家に来た時に地図で調べて,そうか,こんなところかと知った次第。
そうそう,母君が我が家に連泊していた時にちょうどサッカーワールドカップの日本対コスタリカ戦があった。「日本がコスタリカに負けるわけがないでしょう。」などという勝手な偏見で試合を見ていたら,日本があっさり負けた。その時金沢でコスタリカを応援するコスタリカ人は彼女一人くらいでしたのではなかろうか…。
ということで,地図で示せば以下のようなところ。
コスタリカの首都はサンホセ(San Jose)だが,だいたい北緯10度あたり。コスタリカはほぼ北緯8度と12度の間にあります。
かなり赤道に近いので暑いのか思ったが,そうでもありませんでした。
気候のことは「コスタリカ・コラム コスタリカの概要」のページへどうぞ。
ところで,昔聞いた「サンホセへの道」という曲のサンホセはアメリカのサンホセでしたらしい。てっきり,コスタリカのサンホセを目指すのかと思っていたのでした。なにしろサンホセはこの曲で聞いたことある地名として記憶されていたのでした。
ついでながら,サンホセはスペイン語で聖ヨセフを意味していて,世界各地にその名前がついた地名があります。コスタリカ国内にもサンホセという地名がいくつもあるのでした。